神輿、亀笠鉾、獅子頭の「座敷飾り」
酒田市の一大まつり「酒田まつり」。
その神宿となっている旧廻船問屋家坂亭で貴重な「座敷飾り」を一般公開しています。
「座敷飾り」とは、酒田山王祭りの際、来客をもてなすために座敷に飾ったもの。
四方を四神に守られた「神輿」や、宝づくしの傘福「亀笠鉾」、
さらに、酒田まつりのシンボル「獅子頭」などが座敷を彩ります。
これらは、家坂亭亭主の小松 尚さんが今年の春、雛飾りを探している時に発見したもの。
小松さんによると、「座敷飾り」は江戸後期、酒田のまちを活性化しようと、
豪商本間家が京都の人形師に「亀笠鉾」作らせたという歴史があるもので、
これほどの絢爛豪華な「座敷飾り」が神宿で公開されたことは、近年なかったそうです。
ひとつひとつの細かい装飾に酒田の繁栄を願う人々の思いが込められた「座敷飾り」。
ぜひ、この機会にじっくりご覧になってはいかがでしょうか。
■公開日時
2023年5月15日(月)~21日(日)
・15日(月)~18日(木) 9:30-19:00
・19日(金)~21日(日) 9:30-21:00
■場所
酒田湊旧廻船問屋「家坂亭」(酒田市船場町1丁目7-46)
■問合せ
090-6222-9007