フルーツ王国で果物狩りを漫喫!

2018.12.25

山形といえば「さくらんぼ」。もちろん庄内でもたくさんのさくらんぼが栽培されており、さくらんぼ狩りを楽しむことができます。でもフルーツ王国、山形のエースはさくらんぼだけじゃないんです!初夏から秋にかけては他にも様々なフルーツを味わうことができますよ!

山形県がさくらんぼで有名なワケ

梅雨に雨が少なく昼夜の寒暖差がある山形県は、さくらんぼ栽培には最高の環境。全国でも数少ないさくらんぼの適作地なのです。それでも栽培にはこまめな霜対策など驚くほどの手間がかかるのだそう。生産者が丹精込めて美味しいさくらんぼを作り続けています。
今やさくらんぼの代名詞ともいえる「佐藤錦」は山形生まれの品種。なんと県内栽培の約7割が佐藤錦なのです。黄色地の鮮やかな紅色がまるで宝石のように美しく、しっかりとしたハリがありながらやわらかい食感。山形が誇る最高級ブランドです。 他にも「紅さやか」、「高砂」、「ナポレオン」、「紅秀峰」など様々な種類が栽培されています。
暴風との闘い。厳しい環境を生き抜いたから美味しい庄内のさくらんぼ。

暴風との闘い。厳しい環境を生き抜いたから美味しい庄内のさくらんぼ。

庄内のさくらんぼは、ほどよい酸味としっかりとした濃厚な味わいがあるとされています。しかし庄内平野を吹きぬける強い風は、さくらんぼの生産にとっては厄介者でした。厳しい環境の中で、さくらんぼの樹の高さを低くしたり、樹にかける雨よけハウスを強化したり、暴風から守る対策などに取り組み、庄内地方も美味しいさくらんぼの産地の一つとして認識されるようになりました。

さくらんぼ狩りに行こう!(6月上旬から7月中旬)

さくらんぼの旬はハウスも含め6月上旬から7月中旬ぐらいまで。ただし品種によって異なるので旬を逃さずに出かけましょう。予約が必要な農園もあるので、詳細を問い合わせをしてから行くのがベスト!
※天候や作物の生育状況により、閉園日や料金などが変更になる場合もございます。事前に各施設までご確認のうえ、お出かけください。

さくらんぼはもちろん、美味しい果物食べ放題!?フルーツの里くしびきで旬を味わう(サイト内特集)

初めてでも安心!さくらんぼ狩りのコツ

初めてでも安心!さくらんぼ狩りのコツ

さくらんぼ狩りの時に知っておきたい、チェックポイントを紹介!
1:次の年の花芽をとらないように注意しながら、さくらんぼの軸ごと上に持ち上げて、やさしく摘みましょう。
2:日当たりの良い枝の上の方の実は甘く熟しています。粒全体が赤く熟していて、色が濃く艶やかに輝くもの、軸が青くしっかりとしたものを選びましょう。
3:葉の数に対して果実が少なめについた枝のものは甘いと言われています。養分をしっかり吸収して育ったものは実が大きくハリがありますよ!

砂丘育ちのメロンが贅沢に食べ放題!(7月1日~7月31日)

庄内は日本有数のメロンの産地。昼夜の寒暖差が大きく水はけのよい庄内砂丘はメロン栽培に最適の環境。抜群の糖度ときめ細かい果肉、上品な香りが自慢の砂丘メロンが育つのです。
6月の後半からハウス栽培されたものが出荷され、7月中旬からは路地ものも出回り8月上旬までが旬ですが、ベストシーズンは7月上旬から7月下旬。JA鶴岡西郷選果場では7月1日~7月31日まで、メロンの食べ放題が楽しめます。旬の採りたてを贅沢に堪能しちゃいましょう!

〈JA鶴岡西郷選果場直売所内 特設会場〉 
住所:鶴岡市茨新田字千馬合1-4 
電話:0235-76-1071 (メロン直売所「特設会場」)※営業期間以外はつながりません。
営業期間:7/1~7/31
営業時間:10:00〜16:00
※一週間前までの予約が必要です。


【食の都庄内シリーズ】庄内砂丘メロンがあなたに届くまで(サイト内特集)

高原育ちは大粒でうんまい!「月山高原ブルーベリー」狩り(7月上旬~8月中旬)

月山高原の標高約250メートルの農場で栽培されている「月山高原ブルーベリー」。寒暖の差が激しい気候と月山の雪解け水が甘くてコクのある大粒のブルーベリーを育んでいます。
東京ドーム2.5個分の農地を誇る鈴木農園では収穫体験を楽しむことができ、農場内はいくらでも食べ放題!摘みたての完熟ブルーベリーを思う存分いただきましょう。収穫後は嬉しいブルーベリージュース(1杯)のサービスも!
さらには、そんなブルーベリーを使用したジャムづくりも体験できます。(要予約/土日祝祭日は除く)

〈月山高原 鈴木農園〉 
住所:鶴岡市羽黒町上野新田字上台80
電話:0235-62-4042
営業期間:7月上旬~8月中旬(期間中無休)
営業時間:9:00~17:00
摘みたての美味しさがぎっしりつまった逸品!

摘みたての美味しさがぎっしりつまった逸品!

摘みたての完熟ブルーベリーで作った甘さひかえめ、果肉たっぷりのジャムと果汁100%のジュースが好評で、おみやげにも人気です。
ジュースとジャムは20種類もの完熟ブルーベリーをブレンドして作られているため、コクがあり美味しいですよ。しかも防腐剤も保存料も使用していないから安心です。
鈴木農園のブルーベリーそのものも無農薬栽培なので安心!友達にはもちろん、自分用にもぜひ買って帰りたい逸品です。

秋の味覚を楽しむ!ぶどう狩り(8月中旬から10月中旬)

庄内はぶどうの栽培も盛んで、秋にはぶどう狩りが楽しめます。
巨峰、ピオーネ、デラウェアなど大粒のものから小粒のものまでバリエーション豊か!どちらも人気ですが、お好みは人それぞれ。農園によって栽培している種類が異なりますので、各農園にお問い合わせしてからお出かけください。

梨好きなら一度食べてほしい!「刈屋梨」狩り(9月1日~9月31日)

酒田市刈屋地区は、庄内を代表する梨の産地。同じ品種の梨でも甘味が断然違う!と評判です。その理由は、鳥海山のブナ林の養分をたっぷり含んだ肥沃な土と、この地方に頻繁に吹く日本海からの風の影響ともいわれています。
ここで採れる「幸水」は歯ごたえがよく甘くてジューシー、「豊水」は酸味と甘味のバランスが絶妙で、地元はもちろん県外からもリピーターが直売所に詰めかけます。収穫量がそれほど多くはないため全国ブランドになってはいませんが、一度食べたら虜になるはず!ぜひお出かけを!

刈屋の梨は一味違う!酒田で美味しい秋の味覚に出会う(サイト内特集)

庄内を代表する秋の味覚「庄内柿」(10月下旬~11月中旬)

秋も深まる10月中~下旬頃から楽しめるのが「庄内柿」。輝く朱赤の果実と緑色の葉のコントラストは庄内を代表する秋の風景です。
庄内柿は四角く平らで種がないのが特徴。果肉が緻密に引き締まり、それでいて柔らかく、ジューシーで甘みもたっぷり。高品質なブランド柿として有名なんです。種がないので食べやすく、おみやげにも最適ですよ。
※柿の収穫体験はありません。
うんまい干し柿をご賞味あれ!

うんまい干し柿をご賞味あれ!

庄内柿は「平核無」と呼ばれる渋柿。「渋柿の王様」とも言われ、糖度15度という甘さを誇る人気の品種です。生のままでも十分美味しい庄内柿ですが、干すことによってさらに甘さがアップして、まるで和菓子のような美味しさ。干すことで渋みを感じなくなるだけでなく、さらに水分が抜けて糖度が高くなるため、甘くてうんま~い干し柿ができるのです。

「フルーツタウン鶴岡市」で迷ったらココ!

鶴岡市の櫛引エリアは果樹の栽培種類数で県内一を誇るフルーツタウン。そんな本場の観光果樹園で収穫体験をしてみませんか。
産直あぐりにある「観光果樹園紹介所」では、季節によって利用可能な果樹園の紹介や予約、果樹園までの道案内を無料で行っています。受付期間は6月~11月、受付時間は9時〜15時。ぜひご利用ください!
新鮮なフルーツが集う産直あぐりではおみやげや贈り物も充実!庄内産フルーツで作ったソフトクリームやフルーツサンデーも楽しむことができますよ!旬のフルーツをとことん堪能しちゃいましょう。

〈産直あぐり〉 
住所:山形県鶴岡市西荒屋字杉下106-3
電話:0235-57-3300
営業時間:9:00〜18:00(冬期間17:00まで)