新山 龍覚寺(真言宗 豊山派)/ 庄内三十三観音 第28番

しんざん りゅうかくじ

庄内三十三観音 第28番 新山 龍覚寺(真言宗 豊山派)について

■百物語(由来・歴史)
寺の起源は830年前。当時の羽黒山は険しい山であったため別院として旧鶴岡城の西、三の輪に創建された。その後、浜中街道に移され現在の場所になったが、酒井公の御城の鬼門に位置することから酒井家の祈願所に指定され庄内でも有数の寺院となった。
観音堂は創建以来火災にあったことがないため、本尊は火防せの観音、厄除け観音、極楽往生するころり観音としても信仰を集めている。

■御利益
厄払い
ころり観音
火伏せ観音
延命地蔵尊の御利益

いま現在の苦しみから救ってくれる、あらゆる災害から逃れることができる等。
苦難除去、現世利益、病気平癒、厄除け、開運、極楽往生などとても幅広いご利益がある。
他には必勝祈願・厄難消除・病魔退散。

■おすすめポイント
江戸時代は藩内第一席の寺格の祈願寺。
観音堂内には鶴岡城改築前の四隅の権現様を安置。
真夏に咲き誇る3本の色違いのサルスベリの古木がある。

■御本尊
聖観世音菩薩

基本情報

住所山形県鶴岡市泉町1-13
駐車場15台
マイクロバスまでなら入れます。
備考荘内藩藩主酒井家の祈願寺でした。
藤沢周平原作の長編小説「蝉しぐれ」で文四郎の父・助左衛門が藩の抗争に巻き込まれて切腹したのは龍興寺ですが、城下の北東にあるという地理から、龍覚寺がモデルではないかと言われています。

問い合わせ先

電話番号0235-24-2033
関連サイト