大日山 長福寺(真言宗 豊山派)/ 庄内三十三観音 第26番

だいにちざん ちょうふくじ

庄内三十三観音 第26番 大日山 長福寺(真言宗 豊山派)について

■百物語(由来・歴史)
大日山長福寺の縁起にはいくつかの説があり、古くは聖徳太子が自作の十一面観世音菩薩を本尊として祀ったことに始まるといわれる。あるいは養老年間に
行基菩薩によって開かれたとの説もある。
本尊は西国の八番札所にあたる奈良の長谷寺と同じ長谷型観音であり、十一面観世音菩薩としては珍しいものである。

■御利益
諸願成就
あらゆる方向を観察して救おうとしてくれる、その時その時に現れ、正しい教えを教えてくれる等。
様々な災難、病気治癒、財福授与、勝利を得るなどの現世利益があり、延命、地獄に落ちない、極楽浄土に行ける等

■おすすめポイント
本堂右手の大日堂に鎌倉時代の石像・大日如来像を安置。
本堂右奥に鎌倉時代の笠塔婆・卒塔婆がある。
山門右手に六体地蔵尊・子安地蔵尊。
本堂内に壁画「天音・蓮華の譜」「供養菩薩来迎の譜」がある。
境内の西側奥に幕末の志士「新徴組」の墓地がある。

■その他のおすすめ情報
開湯1300年を迎える歴史ある「湯田川温泉」がある。

■御本尊
十一面観世音菩薩

基本情報

住所山形県鶴岡市湯田川乙35
交通アクセスJR鶴岡駅より車15分/バス(湯田川温泉行)終点湯田川温泉下車、徒歩2分
駐車場6台
マイクロバス2台
備考参拝時間:9:00〜17:00
事前申込:必要
御朱印:長福寺

奈良県の長谷寺西国8番の末寺である。長谷観音と同じ長谷型十一面観音。

問い合わせ先

電話番号0235-35-2226
関連サイト