さすが日本海!豊富な海の幸を満喫

2020.09.30

山形県庄内地域は日本海に面していることから、一年を通して様々な種類の海の幸をお楽しみいただけます。春は、サクラマス、初夏にはスルメイカ、夏には岩ガキ、秋にはサワラ、冬には天然トラフグにズワイガニなどその種類は多岐に渡ります。海鮮丼、お寿司、焼き物、様々な楽しみ方が!

庄内地域は、月山と鳥海山のふたつの山と日本海に囲まれています。海抜0mから万年雪までの距離がとても短く、その高低差が様々な自然環境をつくり出しているのです。万年雪の山がもたらす豊かな水と、日本一のブナ林から運ばれる、肥沃な土、暖流と寒流が混ざり合って生まれる多様な海域。稲穂のゆれる水田に、海沿いに30kmつづく砂丘もあります。まるで日本の縮図のように多彩な地形と自然環境の庄内地域は、はっきりとした四季の移り変わりに育まれて、多様な食材がつねに息吹いている、食の理想郷です。

庄内浜の海の幸 旬の味を満喫できるキャンペーン

  • 庄内おばこサワラ
  • 庄内北前ガニ
  • 天然とらふぐ

10月より順次、庄内地域の各店において、旬の美味しい料理を満喫いただけるキャンペーンが開催!

食の都庄内 庄内北前ガニキャンペーン
10月上旬から1月中旬

食の都庄内 庄内おばこサワラキャンペーン
10月上旬から12月上旬

食の都庄内 天然とらふぐキャンペーン
12月初旬から3月上旬

庄内各地で海の幸を食べる

庄内には、各地で腕によりをかけた料理を提供してくださるお店がたくさんあります。
このページでは、1年を通して、どのような海の幸を堪能できるかご紹介していきます!
是非、お気に入りの一店を探してください!

庄内に春を告げる魚 サクラマス

【漁獲時期:3月~5月】

春の訪れを告げるかのように、桜が咲く頃に生まれた川へ戻る魚「サクラマス」。
その名前の由来は、その身が桜色に色づくから、などとも言われています。
サケ科であるサクラマスは海で栄養をたっぷり蓄え、春に川へと遡上します。その身は、焼けば滴り落ちるほど脂がのっており、まさに極上の味!
その美味しさと漁獲量の少なさから、大変希少な幻の高級魚とされており、山形県の県魚としても制定されています。
庄内では、春のお祭りなどのお祝いの席によく登場し、「庄内に春を告げる魚」とも呼ばれています。

庄内に春の到来を告げる県魚「サクラマス」(サイト内特集)
サクラマスを美味しくいただく

サクラマスを美味しくいただく

この時期になると庄内地方の各店で季節メニューとして出始める「サクラマス」。
「焼き物(素焼き)」は、シンプルに大根おろしや根しょうがとあわせて、脂ののったふっくらとした身をご堪能ください。
また、庄内地方ではしょうゆベースの餡がかかった“あんかけ”料理も昔から郷土の味として親しまれてきました。
お店のメニューにサクラマスのあんかけ料理があったら、ぜひご賞味ください!

ミネラル豊富な海のミルク 天然岩ガキ

[漁獲時期:6月~8月]

夏が旬の遊佐町吹浦(ふくら)産の岩ガキは食通をもうならせる一品として定評があります。
鳥海山の麓にある吹浦周辺の海には、ブナの原生林で育まれたミネラルたっぷりの伏流水が海底から湧き出ており、プランクトンが豊富なことからふっくらと身の肥えたカキが育ちます。また、水温が冷たく保たれるため4年から10年かけてゆっくりと成長し、キメの細かい岩ガキへと育ちます。そのプリプリ、ふっくらとした身をご堪能ください。
岩ガキを食べたい!

岩ガキを食べたい!

吹浦産の岩ガキを食べるなら道の駅や港すぐそばの海鮮市場をぜひご利用ください。
その場でレモンと一緒につるっと生で美味しくいただくことができます。
また、道の駅や市場ならでは岩ガキ以外にもたくさんの魚介を堪能できること間違いなしです!

高い品質を誇る 庄内おばこサワラ

[漁獲時期:10月~11月]

魚編に春(鰆)と書くサワラですが、これは産卵期からきたもので、実は秋から冬にかけてが脂がのった最も美味しい季節!
庄内浜では、秋にサワラをはえ縄で漁獲し、活きのよいものだけを船上で活〆・神経抜きを行います。さらに一尾ずつ漁船名と漁業者名が入ったタグを取り付け、傷つかないように丁寧に梱包することで「庄内おばこサワラ」は完成します。 最高にいいものだけを提供する、漁師達のプライドが詰まった極上のサワラです。
その身はマグロのトロにも勝るとも劣らぬ旨み。刺身にするときは、漁獲から三日までは抜群の鮮度を、四日目以降は熟成した上品な脂の旨みを楽しめます。一週間も美味しくいただけるなんて嬉しい限りです!皮を炙ったり、しゃぶしゃぶにしてちょっとだけ熱を加えると、さらに旨みが倍増します。
庄内おばこサワラキャンペーン

庄内おばこサワラキャンペーン

そんな「庄内おばこサワラ」が庄内地域の各店で食べられるキャンペーンが平成29年度より毎年10月~12月初旬にかけて期間限定で開催されています。
お刺身はもちろん、どんぶりや炙り、しゃぶしゃぶなど店舗によって様々な料理が提供されています。

お問合せ:庄内浜ブランド創出協議会 事務局 
山形県庄内総合支庁 産業経済部 水産振興課 
TEL 0234-24-6045

東京・豊洲(築地)市場でも高評価 天然とらふぐ

[漁獲時期:12月~2月]

様々な魚介が獲れる庄内浜ですが、実は天然トラフグも漁獲されます !
庄内浜の天然トラフグは、はえなわ漁という漁法で魚体を傷つけないよう丁寧に釣りあげられ、一定の大きさに満たないフグは、放流して資源確保。漁師たちの徹底した品質の確保により至極の美味を水揚げされ、東京・豊洲(築地)市場でも高評価を定着させています。
その身は、高タンパク、低脂肪。そして、皮にはコラーゲンも豊富です。
天然とらふぐキャンペーン

天然とらふぐキャンペーン

この天然トラフグが庄内のお店で食べられるキャンペーンが平成28年度より毎年12月~3月にかけて期間限定で開催されています。 
また、庄内ではトラフグのほか、ヒガンフグやアカメフグ、マフグ、ショウサイフグなども水揚げされています。 
とらふぐ鍋のてっちりや焼白子、唐揚げに雑炊…庄内浜のフグを是非ご堪能ください。

お問合せ:庄内浜ブランド創出協議会 事務局 
山形県庄内総合支庁 産業経済部 水産振興課 
TEL 0234-24-6045

冬の風物詩 寒ダラ

[漁獲時期:1月下旬~2月中旬]

タラは魚編に雪(鱈)と書くように、雪降る頃からその美味しさを増し、雪のように白い身をもつのが特徴。
庄内地方ではちょうど寒の入りから節分までの「寒」の時期に獲れる真ダラのことを「寒ダラ」と呼びます。
産卵期を迎え、脂のたっぷりのった鱈、オスには白子、メスにはタラコもお腹にたっぷりと詰まっています。

その鱈を丸ごと鍋にして味わうのが庄内の冬の風物詩ともいえる寒鱈汁です。鱈の胴とガラを全部入れることから、別名「どんがら汁」とも呼ばれています。寒い冬に食べるアツアツの寒鱈汁は格別!体の中からぽかぽかになりますよ。
各地で開催!寒鱈まつり

各地で開催!寒鱈まつり

旬の時期には、庄内各地で寒鱈まつりが開催されます。

【日本海寒鱈まつり】鶴岡市
【道の駅あつみ しゃりん「寒鱈まつり」】鶴岡市 
【庄内観光物産館 寒鱈まつり】鶴岡市 
【酒田日本海寒鱈まつり】酒田市
【ゆざ鱈ふくまつり】遊佐町

庄内浜のズワイガニ

[漁獲時期:12月~1月]

庄内浜のズワイガニは、美味しいカニミソを持っていることが特徴で、近年は海水冷却装置を導入した漁船が増えたことから活魚のまま水揚げすることが可能となり、早い漁期を活かした、活ズワイガニのブランド化が進んでいます。
おいしいズワイガニは、甲羅が大きく、大きさで比較した時に重いものを選ぶと◎。また、雄ガニのカニミソや、雌ガニの甲羅の中にある内子(ウチコ)という卵はとても美味しいものですので、ぜひご賞味ください。
冷めると風味が落ちてしまうため、温かいうちに美味しくいただきましょう!