日本遺産を巡る旅

平成29年4月現在、山形県で認定された日本遺産は3件。実は、そのすべてのストーリーが山形県庄内地方を舞台にしています。平成28年には自然と信仰が息づく『生まれかわりの旅』として出羽三山が認定、平成29年には酒田市を含む11自治体が申請した「荒波を越えた男たちの夢が紡いだ異空間~北前船寄港地・船主集落~」と鶴岡市が申請した「サムライゆかりのシルク 日本近代化の原風景に出会うまち鶴岡へ」の2件が日本遺産として認定されました。
庄内地方に受け継がれてきた歴史・文化を是非ご堪能ください。

「日本遺産(Japan Heritage)」とは

  • 羽黒古道

  • 雛めぐり

  • 松ヶ岡開墾場

「日本遺産(Japan Heritage)」は、地域の歴史的魅力や特色を通じて我が国の文化・伝統を語るストーリーを「日本遺産(Japan Heritage)」として文化庁が認定するものです。
ストーリーを語る上で欠かせない魅力溢れる有形や無形の様々な文化財群を地域が主体となって総合的に整備・活用し、国内だけでなく海外へも戦略的に発信していくことにより、地域の活性化を図ることを目的としています。
(文化庁HPより引用)

自然と信仰が息づく「生まれかわりの旅」 出羽三山

  • 羽黒山 ≪現在≫

  • 月山 ≪過去≫

  • 湯殿山 ≪未来≫

山形県の中央に位置する出羽三山の雄大な自然を背景に生まれた羽黒修験道では、羽黒山は人々の現世利益を叶える現在の山、月山はその高く秀麗な姿から祖霊が鎮まる過去の山、湯殿山はお湯の湧き出る赤色の巨岩が新しい生命の誕生を表す未来の山と言われます。
三山を巡ることは、江戸時代に庶民の間で『生まれかわりの旅』として広がり、地域の人々に支えられながら、日本古来の、山の自然と信仰の結び付きを今に伝えています。羽黒山の杉並木につつまれた石段から始まるこの旅は、訪れる者に自然の霊気と自然への畏怖を感じさせ、心身を潤し明日への新たな活力を与えます。
(申請書ストーリー概要より引用)

荒波を越えた男たちの夢が紡いだ異空間 ~北前船寄港地・船主集落~

  • 日和山公園

  • 旧鐙屋

  • 本間家旧本邸

日本海沿岸には、山を風景の一部に取り込む港町が点々とみられます。そこには、港に通じる小路が随所に走り、通りには広大な商家や豪壮な船主屋敷が建っています。また、社寺には奉納された船の絵馬や模型が残り、京など遠方に起源がある祭礼が行われ、節回しの似た民謡が唄われています。これらの港町は、荒波を越え、動く総合商社として巨万の富を生み、各地に繁栄をもたらした北前船の寄港地・船主集落で、時を重ねて彩られた異空間として今も人々を惹きつけてやみません。(申請書ストーリー概要より引用)

サムライゆかりのシルク 日本近代化の原風景に出会うまち鶴岡へ

  • 松ヶ岡開墾場

  • 田麦俣集落 旧遠藤家住宅(多層民家)

  • 致道博物館 西田川郡役所

山形県鶴岡市を中心とする庄内地域は、旧庄内藩士が刀を鍬に替えて開拓した、松ヶ岡開墾場の日本最大の蚕室群をきっかけに国内最北限の絹産地として発達し、今も養蚕から絹織物まで一貫工程が残る国内唯一の地です。
鶴岡市では、松ヶ岡以外にも六十里越古道沿いの田麦俣集落に、四層構造で暮らし・養蚕などが一つの建物にまとまった多層民家が現存しています。さらに、国内ではここだけの精練工程が明治時代創業の工場で行われるなど、絹産業の歴史、文化が保存継承とともに、新たな絹の文化価値の創出にも取組んでいます。鶴岡を訪れると、先人たちの努力の結晶である我が国近代化の原風景を街並み全体を通じて体感することができます。(申請書ストーリー概要より引用)


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