映画『たそがれ清兵衛』の舞台を訪ねて

1日コース

鶴岡市立藤沢周平記念館は原作者で日本を代表する時代小説家藤沢周平の記念館です。由豆佐売神社は湯田川温泉の守り神として、出湯と水の神様として祀られています。 映画『たそがれ清兵衛』では清兵衛の二人の娘と朋江(宮沢りえ)が祭り見物をするシーンが撮影されました。
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徒歩

1

湯田川温泉

金峯山の山懐に抱かれた情緒豊な温泉郷

国民保養温泉地に指定され、古くから「鶴岡の奥座敷」と呼ばれています。
竹林と梅林に囲まれた10件の旅館が建ち並び、多くの文人墨客に愛された閑静な温泉郷です。
春には梅林公園の梅が咲き、周囲の竹林からとれる孟宗汁や山菜料理は絶品です。
鶴岡の中心部からもほど近く、県内外から多くの観光客や湯治客が訪れています。

鶴岡駅から車で6分

2

鶴岡市立藤沢周平記念館 

日本を代表する時代小説家藤沢周平の記念館

日本を代表する時代小説の名手・藤沢周平の自筆原稿や創作資料を展示し、作品を解説するとともに、愛用品の展示や東京にあった自宅書斎を再現しています。
また、江戸時代の庄内地方をモデルにしたといわれる「海坂藩」や、作品中に垣間見られる鶴岡・庄内の自然や歴史についても紹介しています。
館内のサロンでは、藤沢周平の著作や作品に関連する郷土資料などを、ゆっくりと読むことができます。

徒歩

3

荘内神社

酒井家藩主を慕う鶴岡の人々の想いから生まれた神社

1877年(明治10年)、旧藩主を慕う庄内一円の人々によって鶴ヶ岡城旧本丸跡に創建されました。
創建から120年以上を経た今も「神社はん」の愛称で、市民や近在の人々の心のよりどころとして親しまれている神社です。
境内にある「宝物殿」では藩主ゆかりの武具、美術工芸品などの貴重な品々や古くから城下に受け継がれてきた古典雛、五月人形などを季節ごとにテーマを替えて展示しています。

徒歩

4

大寶館

鶴岡ゆかりの人物を紹介・展示する資料館

大正4年11月10日(御即位当日)大正天皇の御即位記念に開館。
大正初期の洋風建築としてバロック様式を模して造られたもので、ルネッサンス風のドームをのせた赤い尖塔屋根と白亜の殿堂は全国でも稀なデザインです。
現在は高山樗牛、藤沢周平氏など郷土の先人、偉人の業績を紹介する「郷土人物資料展示室」となっています。

湯田川温泉協同駐車場まで車で15分

5

由豆佐売神社

湯田川温泉の出湯と水の神様 映画のロケ地にもなった神社

湯田川温泉の守り神として、出湯と水の神様として祀られています。
神社石段の参道には、県指定天然記念物の乳イチョウの巨木がそびえ立っており、その姿はまさに圧巻です。
また、湯田川温泉は柳田国男や種田山頭火、斎藤茂吉など、多くの文人墨客が来湯した温泉郷のため、境内には記念歌碑などもあります。
毎年、4月30日には宵祭、5月1日には本祭が開催されます。

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