新庄から庄内地域へ♪陸羽西線でガタンゴトン列車旅 ~冬・春編~

2020.03.31

東京駅から山形新幹線を利用して、山形県の北に位置する最上地域、新庄へ。
新庄駅から最上地域と庄内地域を繋ぐ陸羽西線へ乗車して、ガタンゴトンと列車に揺られながら沿線スポットをお楽しみください。

GO Riku West Line 陸羽西線

新庄駅から庄内地域へ横断する陸羽西線は、山間から平野へとつながる景色をお楽しみいただけます。
まずは古口駅で降車して、船頭さんののびやかな歌声とともにこたつ舟で「最上川舟下り」を満喫。余目駅では駅前にある「庄内町新産業創造館クラッセ」でお土産やパンを堪能し、老舗醤油店である「ハナブサ醤油」や地元の酒蔵「やまと桜」をじっくり見学。
酒田駅では、山居倉庫や日和山公園をぶらり。これから迎える春の陸羽西線も楽しみですね。

ほかの陸羽西線動画も要チェック

夏・秋編の動画とスポットの紹介は下記からご覧いただけます。
特集「庄内地域から新庄方面へ♪陸羽西線でガタンゴトン電車旅 ~夏・秋編~」


酒田市(八幡地域・大沢地区)地域おこし協力隊である阿部彩人さんが作成した下記の陸羽西線PR動画もぜひご覧ください。
■JR 陸羽西線イメージソング「おぐのほそ道 彩りワンダーライン」(2019年12月作成)
(東北映像フェスティバル2020「映像コンテスト」の「PR・キャンペーン部門」大賞受賞作品)
https://www.youtube.com/watch?v=XFGtw5Ah2xg&t=5s

動画内に登場したおすすめ沿線スポット

①戸沢村-最上川舟下り

新庄駅から電車で約15分の古口駅にて途中下車。
最上川沿いの四季折々の風景を舟に乗って満喫!船頭さんの軽快な歌声や案内も旅の雰囲気を高めてくれます。冬には、この季節ならではの「こたつ舟」もお楽しみいただけますよ。
連続テレビ小説「おしん」のロケ地としても知られており、最上峡の冬の景色からはおしんの作中シーンが思い出されます。
また、「おくのほそ道」で有名な松尾芭蕉もこの最上川の急流を下り、「五月雨を あつめて早し 最上川」という句を残しています。五月雨の季節に芭蕉と同じ体験をするというのも粋ですね。

【最上峡芭蕉ライン観光 株式会社】
住所:山形県最上郡戸沢村古口86-1
電話:0233-72-2001
定休日:年中無休
アクセス:古口駅より徒歩で約8分。新庄駅より車で約30分。

②庄内町-庄内町新産業創造館クラッセ

余目駅を降りてすぐに位置する「庄内町新産業創造館クラッセ」は、地元の野菜や果物などのほか、地元ならではの特産品も並ぶお買い物スポット「なんでもバザールあっでば」、種類豊富なパンがそろう「カフェ余目製パン」等があり、地元の方々にも愛されている施設です。観光案内所もあるので、庄内町の観光を相談するならこちらへ!

住所:山形県東田川郡庄内町余目字沢田108-1
定休日:元旦
アクセス:余目駅から徒歩すぐ

③庄内町-やまと桜

庄内町の歴史ある酒蔵のひとつ、「やまと桜」が代表銘柄の合名会社 佐藤佐治右衛門さんを見学!ふんわりと漂うお酒のいい香りのなか、丁寧にご説明いただけます。撮影時もご案内してくださった代表の佐藤さん、杜氏の佐藤さんのお人柄も相まって、楽しいひと時を過ごせました。

【合名会社 佐藤佐治右衛門(やまと桜)】
住所:山形県東田川郡庄内町余目字町255
電話:0234-42-3013
見学:要予約 ※11月~2月は不可
見学可能時間:9:00~16:00
定休日:土日祝日
アクセス:余目駅から徒歩 約20分。タクシーの場合 約6分。ハナブサ醤油から徒歩3分。
  • 庄内町の老舗醤油店 ハナブサ醤油
  • ハナブサ醤油の歴史をビデオでも鑑賞
  • 「唐辛子しょうゆの実」をつけた玉こんは絶品!
  • 寒い季節の玉こんは格別
  • 熱々なので気をつけて
  • まっしろなお庭は貴重かも
  • 売店には「しょうゆの実」はもちろん、様々な商品が並びます
  • 歴史を感じる看板

④庄内町-老舗醤油店 ハナブサ醤油

ハナブサ醤油は創業100年以上の老舗醤油店!心温まるおもてなしで迎えてくださいます。歴史ある佇まいや丁寧なご案内からも老舗の歴史を感じることができます。
店頭では、実際に様々な商品も購入できるので、見学して気になった商品はぜひチェックしてくださいね。

【ハナブサ醤油株式会社】
住所:山形県東田川郡庄内町字町161
電話:0234-43-3012
見学:要予約
定休日:土日祝日
アクセス:余目駅から徒歩 約20分。タクシーの場合、約6分。

⑤酒田市-山居倉庫/酒田夢の倶楽

余目駅から羽越本線に乗り換え、電車で約20分の酒田駅で下車。
酒田駅から徒歩約30分(タクシー約6分)に位置する山居倉庫は、現役の米倉庫群。倉庫の後ろにはケヤキ並木が並び、初夏は新緑の緑、秋はイチョウの黄色、冬は雪の白。と四季を通してカラフルな景色をお楽しみいただけます。
倉庫部分のうち、2棟が改修され「酒田 夢の倶楽」という物産館になっています。地元酒田のお酒やお菓子、工芸品などが勢揃いしているため、お気に入りの一品がきっと見つかりますよ。

【一般社団法人 酒田観光物産協会】
住所:山形県酒田市山居町1-1-20
電話:0234‐22‐1223
見学:無料
※敷地内「庄内米歴史資料館」は別途入館料が必要。冬季休館。
開館時間:9:00~18:00(12月~2月の閉館時間17:00)
定休日:元旦
アクセス:酒田駅から徒歩 約30分。タクシーの場合、約6分。

⑥酒田市-日和山公園

日本海に沈む夕陽を見ることができる日和山公園。
日本最古級の木造六角灯台や方角石、往時活躍した船を再現した千石船などもあり、酒田市の港町らしさを体感できる公園です。
園内には、29基の文学碑も建てられ、江戸時代から昭和にかけて酒田を訪れた文人墨客を紹介している文学の散歩道も。松尾芭蕉の像もありますよ。
桜の名所でもあり、毎年春には桜まつりが開催され、ソメイヨシノなど約400本の桜が咲き誇ります。

住所:酒田市南新町一丁目
見学:自由
アクセス:酒田駅より車で5分。バス停寿町より徒歩10分。