(国宝) 太刀 銘真光 附 糸巻太刀拵

(こくほう) たち めいさねみつ つけたり いとまきたちこしらえ

致道博物館の国宝の一つ

荘内藩初代藩主 酒井忠次が長篠・設楽原の戦いでなどで戦功を遂げ、織田信長から授けられた太刀。
天正10年(1582年)3月、信長が武田勢を打ち破ってのち、家康を訪ね、
さらに接待の役をつとめた老臣酒井忠次を、三河の吉田城に訪ねた際、戦勝を祝って贈ったもの。

刀工 真光は、長船長光の門下と伝えられる。
鎬造り、庵棟、腰反り高く踏張りがあり、鋒は猪首となる。
鍛えは板目肌つみ、地沸つき、地景入り、刃文は丁子に小互の目交じり、表に腰刃を焼き、
総じて匂い深く、小沸つき、匂口冴える。帽子は乱込み、先尖りごころに反り、金筋かかる。
表裏に棒樋を掻き流し、目釘穴の上の平地に真光と二字銘がある。

身幅が広く堂々とし、いかにも鎌倉時代らしい名刀である。
この糸巻太刀拵も信長から贈られた当時のままで、ともに国宝に指定されている。

基本情報

住所山形県鶴岡市家中新町10-18
交通アクセス鶴岡駅から湯野浜温泉方面バス10分 致道博物館前下車すぐ
山形自動車道 鶴岡ICより車で10分
日本海東北自動車道 鶴岡西ICより車で15分
駐車場有(20台)
鶴岡公園駐車場などの周辺駐車場もご利用ください。
営業時間9:00〜17:00(入館16:30まで)
※12月~2月は9:00〜16:30(入館16:00まで)

定休:年末年始(12月28日~1月4日)、12月~2月は毎週水曜日
展示替のため一部休館することがあります。
料金▼個人
 一般1,000円 高大生400円 小中生300円
▼団体20名以上
 一般900円 高大生300円 小中生200円
備考指定年月日:昭28.3.31
員数:1口

問い合わせ先

問い合わせ先公益財団法人 致道博物館
電話番号0235-22-1199
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