太白山 吉祥寺(曹洞宗)/ 庄内三十三観音 第32番

たいはくざん きちじょうじ

庄内三十三観音 第32番 太白山 吉祥寺(曹洞宗)について

■百物語(由来・歴史)
寺の起源は金沢の大乗寺五世、徹山旨廓禅師が注連寺に滞在していた折り、大梵寺城主であった武藤持氏の大病を治したことに始まる。持氏は感謝の意を表すために当寺を創立、開山を旨廓禅師とした。
寺名の由来は吉祥天女がこの地に姿を現し禅師の護法神となることを告げたという故事にちなむ。

■御利益
諸願成就
ひとりでも多くの人を救いたい、千の眼と千の手で、生あるものを救う等。
災難、延命、病気治癒などあらゆる現世利益にご利益があり、難産や夫婦円満、恋愛成就にも功徳があるとされる。
また、子年の守り本尊。

■おすすめポイント
本堂に向かって右手の山が観音山。かつては観音堂があり観音信仰の聖地。
本堂の西側に町指定の三尊石仏(観音菩薩・薬師如来・虚空蔵菩薩)がある。
吉祥寺は「櫛引」の由来の寺。
太白山吉祥寺の山号の由来となった伝説の欄間がある。
当山は庄内山五ヶ寺の一つとして数えられている寺である。
「山号」「寺号」「櫛引」の名前に由来する伝説がある。
石門からの杉木立の静寂は何とも心地よい。

■御本尊
千手観世音菩薩

基本情報

住所山形県鶴岡市板井川字村西43
交通アクセスJR鶴岡駅より車15分/バス(上田沢行)吉祥寺口下車、徒歩20分
駐車場15台
大型バス 可
備考参拝時間:9:00〜16:00
事前申込:必要 
御朱印:吉祥寺

1346年開山、曹洞宗では山形県内で一番古い。

問い合わせ先

電話番号0235-57-2712
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