湯殿山総本寺 大網大日坊(真言宗 豊山派)/ 庄内三十三観音 第9番

ゆどのさんそうほんじ おおあみだいにちぼう

湯殿山信仰の極み 即身仏「真如海上人」安置

弘法大師が開山された寺として知られる湯殿山の総本寺です。
弘法大師自作の御本尊と即身仏「真如海上人」、国指定重要文化財「釈迦如来(金剛仏)」を安置し、徳川将軍家の祈願寺で春日局が参詣した寺として、全国に名を轟かす由緒ある寺です。

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庄内三十三観音 第9番 湯殿山総本寺 大網大日坊(真言宗 豊山派)について

■百物語(由来・歴史)
大同2年、湯殿山への道が険しく行者が難儀するため、弘法大師空海上人が大日御滝の不動を勧請して開山。自ら一刀三礼して本尊の金胎両部大日如来尊像を刻み祀られた。
お前立ちの金剛界大日如来尊像は、徳川三代将軍家光の乳母春日局の寄進として名高い。
真如海上人の即身仏は我が国でも類いまれな尊像として有名。

■おすすめポイント
・境内には100体もの観音様が祀られている。
・仁王門
風神雷神が安置されその奥には鎌倉時代の運慶作の仁王像が鎮座する「仁王門」(山形県指定文化財)があります。
・皇壇の杉
旧境内にそびえ立つ樹高約27メートルの老杉「皇壇の杉」(山形県指定文化財)はパワースポットとして注目を集めています。

■御本尊
聖観世音菩薩

基本情報

住所山形県鶴岡市大網字入道11
交通アクセス山形自動車道 月山ICから車で40分
山形自動車道 庄内あさひICから車で15分
駐車場50台(第1・2・3駐車場)
営業時間8:00~17:00(16:30受付終了)
料金拝観料
大人 500円
中学生 400円
小学生 300円
(30名以上団体割引あり)
備考【仁王門】鎌倉時代建立
【金銅仏釈迦如来立像】7世紀伝来

問い合わせ先

電話番号0235-54-6301
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