羽黒山 正善院(羽黒山 修験本宗)/ 庄内三十三観音 第1番 

しょうぜんいん

羽黒修験の祈りの証を伝えるお堂

庄内三十三観音 第1番 羽黒山 正善院(羽黒山 修験本宗)について

■百物語(由来・歴史)
養老六年、慈覚大師の開基と伝えられる。
正善院はかつて羽黒山十大伽藍の一つ手向山中禅寺の本坊として配下に三百坊をおいた寺であった。
境内には黄金埋蔵の伝説が残っており、国の重要文化財にも指定されている。

■御利益
除災招福
諸願成就

いま現在の苦しみから救ってくれる、あらゆる災害から逃れることができる等。
苦難除去、現世利益、病気平癒、厄除け、開運、極楽往生などとても幅広いご利益がある。

■おすすめポイント
当寺が管理する黄金堂は、源頼朝が平泉の藤原氏を討つにあたり、勝利祈願のため寄進したもので、山内の建造物の中で最も古く、金色に映える三十三体の観音像が安置されている。(国指定文化財)
国指定重要文化財黄金堂は日本遺産にも登録されている。
御本尊として祀る等身大の三十三体の聖観世音菩薩は一見の価値あり。
黄金堂内で羽黒山・月山・湯殿山をお参りできる。
商売繁盛、良縁成就の於竹大日堂も要参拝。
平成28年に完成した出羽三山立体曼荼羅。
正面の御本尊を参拝し、堂内回廊を時計回りに進むと古より伝わる三山参りができる。
堂内にはかつて庄内三十三観音霊場であった御本尊をはじめ羽黒山五重塔、羽黒山頂鏡池の御本尊など羽黒山修験道の教えを伝える約80体の仏神像が祀られている。
日本遺産「生まれかわりの旅」では、羽黒山入口にあり、観音巡礼はじめ三山参りの際、最初の拝所となる御堂である。

■御本尊
聖観世音菩薩

基本情報

住所山形県鶴岡市羽黒町手向字手向232
交通アクセス鶴岡駅より羽黒行きバス35分「黄金堂前」下車
駐車場あり(4台ほど)
備考御朱印:正善院

【周辺スポット情報】
いでは文化記念館…出羽三山の歴史、羽黒修験道の特徴や文化を展示。羽黒町観光協会も併設。
国宝 羽黒山五重塔…羽黒山参道の杉並木の途中にある国宝指定の五重塔。

問い合わせ先

問い合わせ先正善院
電話番号0235-62-2380
関連サイト