酒田市内周遊:豪商と米蔵 半日コース

半日コース(4時間以内) 徒歩

日本一の大地主と呼ばれた本間家の庭園や本邸、現在も米蔵として使われている山居倉庫を周遊します。
無料観光自転車での周遊もおすすめです。
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酒田駅から徒歩7分

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本間美術館

公益の精神を今に伝える

1813(文化10)年に建築され、名勝「鶴舞園(かくぶえん)」をはさんで本館と新館(1968(昭和43)年竣工)があります。
本館は清遠閣(せいえんかく)と称され、2階建ての銅板と瓦ぶきの建物です。
藩政時代は庄内藩主や幕府要人を、明治以後は皇族や政府高官、文人墨客を接待する酒田の迎賓館の役割を果たし、1925(大正14)年には昭和天皇のお宿にもなりました。
1947(昭和22)年に市民に開放され、全国に先がけて地方都市の私立美術館として開館しました。
所蔵品には、本間家が大名から拝領した品、歴史資料として価値の高い文書、当主が好んだ茶道の器物など、重要文化財や重要美術品が多数あります。
2009(平成21)年には、「ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン」にも掲載されています。

詳しい内容は下記ホームページよりご確認ください

徒歩で15分

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本間家旧本邸

歴史を刻む武家屋敷

明和5年(1768)、本間家3代光丘が藩主酒井家のため、幕府巡見使用宿舎として建造した、旗本二千石格式の長屋門構えの武家屋敷です。
その後拝領し、本間家代々の本邸として使用されたのち、昭和24年(1949)から昭和51年(1976)までは中央公民館、昭和57年(1982)からは観光施設として開邸公開しています。
また、道路を挟んである別館「お店(たな)」では、帳場や度量衡、行灯等の灯かり、台所用品などを展示しながらお土産品も販売しています。

徒歩で15分

3

山居倉庫

湊町・酒田のシンボル「山居倉庫」

米どころ庄内のシンボル山居倉庫。
明治26年(1893)に建てられた米保管倉庫です。
米の積出港として賑わった酒田の歴史を今に伝え、NHK朝の連続テレビ小説「おしん」のロケーション舞台にもなりました。
白壁、土蔵づくり9棟からなる倉庫の米の収容能力は10,800トン(18万俵)。夏の高温防止のために背後にケヤキ並木を配し、内部の湿気防止には二重屋根にするなど、自然を利用した先人の知恵が生かされた低温倉庫として、現在も現役の農業倉庫です。
敷地内には酒田市観光物産館「酒田夢の倶楽」、庄内米歴史資料館が併設され観光客で賑わっています。
樹齢150年以上のケヤキ36本の連なるケヤキ並木の色合いは、季節とともに変わり見る人を魅了します。

徒歩で25分

4

酒田駅

酒田駅、到着。
お疲れ様でした!

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